労働基準法について学ぶ

さて、皆さんは労働基準法のことをご存じでしょうか。
一般的な企業にお勤めの方はある程度知られていることが多いものですが、医療業界に関しては病院側、勤務している医師側ともに詳しく知らないという場合も少なないようです。
しかし、昨今のようにブラック病院が本当に増えているのだとすれば、少しは労働基準法について学んでおいた方がよいのかもしれません。

病院の規模が大きくなるほど、法に触れる勤務の割合が高い

さて、ブラック病院ですが、実は2002-2011年にかけて、ある調査が行われました。
それは労働基準法違反に関する是正勧告書の数、そしてその内容についてです。
それによると、都道府県や政令指定都市が運営を行う病院144施設中80施設(55.6%)において、違反が行われていたことが明らかとなりました。
回数では130回です。 市町村が運営する病院においても約57.1%に該当する施設が勧告を受けていたのです。

その内容のうちわけとしては、労働違反に関する違反が67.7%、時間外、休日、深夜労働に関する割増賃金を払っていないものが40%、就業規則の作成、届けての義務に関する違反や賃金台帳に関する違反なども多かったようです。
また、病院の規模が大きくなるほど、法に触れる勤務の割合が高いことも、この調査にて明らかとなっているのです。